チンパンジー出産予定日は来年4月4日
2008年10月10日
チンパンジーの繁殖に取り組む香南市野市町の県立のいち動物公園で、サンゴ(32歳)が妊娠していることがわかった。ロビン(12歳)との子どもで、チンパンジーの妊娠は同園で初めて。出産予定日は来年4月4日。
同園は6月、絶滅危惧(きぐ)種のチンパンジーの繁殖のため、熊本県宇城市の研究施設「チンパンジー・サンクチュアリ・宇土」との間で、計6頭を相互移動。同園にはサンゴとロビンら雌雄計4頭が仲間入りし、計8頭での飼育が行われている。
2頭は来園直後から仲良く毛づくろいする姿が見られ、8月には交尾が確認された。9月上旬、人間用の検査薬で妊娠が判明した。サンゴはこれまで3回の出産、子育て経験がある。現在はつわりのため、少し食欲が落ちているという。
国内では約350頭のチンパンジーが飼育され、少数飼育による社会性の欠如と少子高齢化が問題となっているが、飼育担当の福守朗学芸員(38)は「元気な子が生まれてきてほしい。サンゴの子育てを見て、ほかの雌が学習してくれれば」と期待を寄せている。
同園は6月、絶滅危惧(きぐ)種のチンパンジーの繁殖のため、熊本県宇城市の研究施設「チンパンジー・サンクチュアリ・宇土」との間で、計6頭を相互移動。同園にはサンゴとロビンら雌雄計4頭が仲間入りし、計8頭での飼育が行われている。
2頭は来園直後から仲良く毛づくろいする姿が見られ、8月には交尾が確認された。9月上旬、人間用の検査薬で妊娠が判明した。サンゴはこれまで3回の出産、子育て経験がある。現在はつわりのため、少し食欲が落ちているという。
国内では約350頭のチンパンジーが飼育され、少数飼育による社会性の欠如と少子高齢化が問題となっているが、飼育担当の福守朗学芸員(38)は「元気な子が生まれてきてほしい。サンゴの子育てを見て、ほかの雌が学習してくれれば」と期待を寄せている。
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